交通事故8.5

~一括請求とは~

加害者が加入している任意保険会社が窓口と自賠責保険と任意保険の賠償金を一括して被害者に支払う任意保険会社のサービス。(一括対応、治療費一括払いとも呼ばれる)。

加害者側の対人賠償責任保険に組み込まれている(示談代行サービス)によるもので治療費は医療機関にその他通院交通費や休業損害などは被害者に直接支払われる。

任意保険会社は一括して支払った後自賠責分を自賠責保険会社から回収する。

一括支払いが行われると被害者は自賠責保険と任意保険の両方に請求する手間が省け便利になる。

一方で一括払い制度は保険会社にもメリットがある。

保険会社は賠償額支払いのために被害者から同意書をもらい病院に直接月々の診断書や診療報酬明細書を請求し受領する。それにより保険会社は治療内容を把握でき賠償の見通しが立ち示談交渉等のペースを握ることができる。

交通事故8.5.2

 

 

~被害者請求と加害者請求~

加害者が被害者へ支払った賠償金の額を限度に自賠責保険会社へ領収書その他の必要書類を提出して請求するのが加害者請求という。

しかし自賠責保険には被害者救済を目的とした保険。加害者側から十分な賠償を受けることができない場合に最低限の賠償を被害者自ら請求することもできる。これを被害者請求という。

被害者請求は自賠責保険のカギとなる制度。

たとえば被害者請求で後遺障害等級認定を求めることができる。保険会社に等級認定の手続きを任せる事前認定とは異なり被害者自らが行う請求なので手続きの透明性は高いものとなる。後遺障害の等級に応じた自賠責の限度額の先取りも可能。

保険金請求の多くが「加害者請求」になっているのは先ず「加害者が被害者に賠償金を支払う」ことが一般的に優先されており多くの事故では任意保険会社が肩代わりろして被害者に支払っている。

また事故による受傷でさしあたりの治療費の支払いなど必要なお金をまかなえるように一定の範囲で仮渡金の給付制度が設けられている。

~被害者請求の流れと仕組み~

人身事故の被害者が自賠責保険金を直接請求できる「被害者請求」は加害者の同意なども必要としない人身事故補償の基礎になっている。

例えば被害者の定義は偶然交通事故に遭ってケガをした人を被害者としておりその被害者側の過失も7割に達しなければ保険金減額はない。

これからお盆に入り車で遠くまで出かける方が多いです。特に高速道路を利用する方が多く道路の混雑が予想されます。

事故を起こさないようにと自分が気をつけていてもいる何が起こるかわかりません。もし事故を起こしてしまった場合は警察と保険会社に連絡しましょう。

皆さん安全運転を心がけてください。

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