骨折とは

こんにちは。ボディメンテナンス大垣の小森です。昨今、朝晩がだんだんと涼しくなり過ごしやすい時期になってきました。

さて、皆さん骨折についてどれくらいご存知でしょうか?

骨折は、様々な分類に分けられます。

骨折の分類 (原因による分類)

①外傷性の骨折

これは、正常な骨に強い力が加わることで起こる骨折です。

②病的骨折

全身又は、局所の疾患によって骨の強度が低下し骨に強い力が加わっていなくても折れてしまう骨折です。

例:骨粗鬆症、悪性腫瘍の骨転移、骨形成不全症 くる病・骨軟化症等多くの疾患があります。

③疲労性の骨折

軽微な力が繰り返し骨の一か所に集中して起こる骨折です。

スポーツなどで見られます。日常生活でも起こりうることもあります。

 

骨折の方向による分類

骨折には、様々な折れ方をします。

横骨折 骨折線が骨の長軸に対して平行に走ります。

縦骨折 骨折線が骨の長軸に対して垂直に走ります。

斜骨折 骨折線が骨の長軸に対して斜めに走ります。

螺旋骨折  骨折線が骨の長軸に対してらせん状に走ります。

外力の加わり方による分類

圧迫骨折 骨を過剰に圧迫され起きる骨折です。

裂離骨折 自分の筋の収縮力によって筋の付着部が引き裂かれるように折れる骨折です。

外部と交通するかによる分類

皮下骨折   骨折の部分に傷がないか、もしくはあったとしても骨折部と直接つながっていないもの

開放骨折   皮膚に傷があり、骨折と直接交通があるもの。

開放骨折は、出血量が多く、感染症の危険が高くなります。

 

骨折の症状

局所の症状  痛み 腫れ 患部の変形 機能障害 等

全身の症状 出血性ショック 等

合併症

皮膚損傷  骨折をした際の外力のかかり方により、外部から受ける損傷と内部からの損傷があります。

外部と骨折部が交通しているときは、感染症の危険性が高くなります。

血管損傷   骨折した際の骨片により血管が傷つき損傷を起こします。

神経損傷

脂肪塞栓症候群  重篤な全身の合併症で命の危険を伴います。

症状としては、発熱  頻脈(心拍数が50~70) 呼吸困難 昏睡 錯乱 皮下点状性出血などがみられます。

深部静脈性血栓  深部静脈に血栓が発生し、肺動脈に塞栓を起こし命の危険を起こします。

 

救急処置

骨折をしたらまず応急処置をします。

聞いたことあると思いますが、まずRICEをします。

R (安静)

I  (冷却)

C (圧迫)

E (挙上)

これらの処置は、内出血や晴れを抑えることができます。

応急処置をしたら、専門機関を受診し正しい治療を受けてください。

専門機関で整復や固定をしてもらいましょう。

その後は、早期にリハビリテーションを始めることが重要です。リハビリを早期から始めることで、早期の離床、早期の社会復帰に繋がります。

少し、私の経験のはなしをさせていただきます。学生の頃、突き指だと思っていたら治りが遅かったので、病院へ行ったら骨折していたことがあったので少しでもおかしいなと思ったら専門機関を受信してください。

 

 

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