こんにちは!
岐阜県大垣市 イオンタウン1F
ボディメンテナンス大垣整骨院・整体院の
丸山です。

当院はお子様連れや産後の骨盤矯正の為にご来院する患者様が多く見えます
その中でお話に挙がるのが授乳中に気を付けておく事を教えてほしいという内容があります

そこで今回は授乳期の湿布に関するお話をしていきます

赤ちゃんのお世話をしていると、腕や肩、腰に負担がかかります。
とりあえず湿布を貼って痛みを和らげたいこともありますが湿布の種類や使い方によっては母乳に影響することもあります

湿布にはさまざまな成分が含まれており、皮膚から吸収することで痛みなどの症状を緩和させていきます。
内服薬に比べて成分が母乳に影響する可能性は低く、少量であればあまり心配はいらないと考えられています。
また、まれに報告される副作用はほぼ生後1−2ヶ月の赤ちゃんで起こっているので、
生後3ヶ月以降であればほとんどの痛み止めを使用できます。

しかし、同時に大量に使用すると血液中の薬物濃度が上昇するため、
母乳に移行する恐れがあるので注意が必要です。
アスピリンなど、湿布によっては授乳期の使用に注意が必要なものもあります。
自己判断で使用しないようにしてください。

病院でよく処方されるモーラステープとロキソニンテープについてのお話も少ししましょう。

モーラステープは患部の炎症や痛みを抑える湿布です。
モーラステープにはケトプロフェンという成分が含まれているのですが、
かつてケトプロフェンの湿布を使用した妊娠後期の女性が胎児動脈管収縮をおこした事例
や羊水が減少した事例が報告されています。

モーラステープは授乳期の安全性がまだ確認されていないため、
厚生労働省は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ使用するように医師に通達しています。

ロキソニンテープは関節症や筋肉痛などさまざまな炎症に使用されている湿布薬です。
妊娠中の女性に対しては、安全性が確認されていないため、
治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ使用することとされています。

しかし、ロキソニンに含まれるロキソプロフェンナトリウム水和物は母乳に移行しにくいため
授乳中の女性については制限がありません。

国立研究開発法人国立成育医療研究センターのサイトでは、科学的な情報をもとに評価を行い、
授乳期でも安全に使用できると考えられる湿布薬の成分として、以下の2つをあげています。

・インドメタシン
:解熱・鎮痛薬

・ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)
:解熱・鎮痛薬

また、ロキソニンに含まれるロキソプロフェンナトリウム水和物については、
国立研究開発法人国立成育医療研究センターのサイトに掲載はないものの
、医師の見解では母乳へ移行しにくいとされています。

市販の湿布は、基本的に授乳に影響はほとんどないと分かっていますが、メーカーの見解では異なるものもありますので
心配な方は医者や薬局の薬剤師などにご相談しましょう

 

 

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