みなさんこんにちは!ボディメンテナンス大垣整骨院・整体院の常川です。

3月に入り、だんだんと暖かくなってきましたが、皆さん体調の方は大丈夫でしょうか

今日は交通事故でも多い居眠り運転についてお話ししていきます。

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疲れや体調不良、単調な道を運転しているとき、眠気に襲われたという経験がある方もいらっしゃるでしょう。

運転中の眠気が解消できず、居眠り運転をすることになれば、車はまさに走る凶器です。

居眠り運転事故の特徴として、高い死亡率が挙げられます。

居眠り運転の場合、ブレーキやハンドル操作による危険回避行動がとられず、減速しないまま事故を起こすことが多いことから、

高速道路における死亡重症率は他の要因に比べて約4倍以上という調査結果が出ています。

居眠り運転の原因は、多くは睡眠不足によるものです。

大人が日中に覚醒状態を維持するには平均して7~9時間の睡眠が必要と言われています。

事故前の24時間にドライバーがどれだけ睡眠を取っていたかを分類したデータによると、当たり前ではありますが、時間が短ければそれだけ事故リスクも跳ね上がっています。

居眠り運転に病気が関係している場合もあります。代表的なものは睡眠時無呼吸症候群で、これは、一見、睡眠時間が足りているように見えても睡魔に襲われてしまう可能性が高い病気です。

この他にもカゼ薬や花粉症の症状を抑える薬品に含まれている抗ヒスタミン剤などの成分も、眠気をもよおしやすいのでかなり危険です。

その他にも慢性の疲労(仕事や育児などによる疲労の蓄積)や一過性(長時間運転による集中力切れなど)の疲労、意外なところでは光量の少ない曇天下の運転なども眠気の原因となります。

居眠り運転になる前兆を理解しておくと、事前に対処することが可能になります。

  • 信号が変わったことをすぐに気づかない
  • 運転に集中できなくなる
  • 自分がぼんやりしていることに気づく
  • 瞼が重くなってきた
  • 信号や交通標識、高速道路の出口を見落とす
  • 姿勢が落ち着かずもぞもぞとしてくる

などの症状が見られた場合、居眠り運転になる可能性が高くなるので、運転をやめて休む必要があります。

居眠り運転を防ぐために、簡単にできる対策をお教えしましょう。

カフェイン(コーヒー1~2杯)+仮眠(15分程度)

30分以上仮眠を取ってしまうと、睡眠慣性と呼ばれる寝ぼけた状態が続くため、逆効果になってしまいます。

長めの仮眠を取った後は、体を動かすなどしてしっかり脳を覚醒状態にしてから運転してください。

また、覚醒効果のあるカフェインは摂ってから効果が現れるまで15~30分のタイムラグがあります。うまく時間管理しましょう。

2時間に1回以上の休憩

高速道路には50kmごとにサービスエリア、15kmごとにパーキングエリアが設置されています。長時間のドライブでは車を停め、車外に出て新鮮な空気を吸って休憩を取ってください

ガム、昆布などを噛む

脳の血管を拡張させ、血行を良くするため、覚醒水準低下を防止する効果があるといわれています。また、冷水で顔を洗う、おしぼり・洗顔シートで顔を拭くと一時的な覚醒効果があります。

会話する、歌を歌う

同乗者がいる場合は会話に付き合ってもらうという手もあります。ひとりのときは歌を歌うのも効果的です。

歌っているのを周りの車から見られて恥ずかしいと思うかもしれませんが、気にせずに歌いましょう。

 

居眠り運転の一番の防止策は、やはり日頃の体調管理、規則的な生活リズムを意識することです。翌日に運転するときには、十分な睡眠を取ることを心がけましょう。

そして運転中少しでも眠気を感じたら近くのサービスエリアやパーキングに車を停めて、運転をやめることが大切です。

睡眠不足の運転は飲酒運転と同じくらい危険な行為と認識し、その防止はあなただけではなく、人の命を守ることにもつながる大切なことだと自覚しましょう。

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