こんにちは!ボディメンテナンス大垣整骨院の菱田です。

先週の土曜日から雨がすごく降っていますね。静岡県の方は土石流のせいで家が壊れたり、土で物が流されたりしてすごい被害が出ています。一日も早く復興できると良いですね。

今日は梅雨の交通事故のお話をしていきます。

梅雨に交通事故が多発する要因は5つあります。梅雨の交通事故と聞くと「雨による視界の悪化が原因」だと考える人が多いと思います。もちろん、視界の悪化は大きな要因の一つですが、それだけでなく「ドライバーの心理状況」や「歩行者の行動癖」に影響して事故を引き起こすケースもあります。

これから梅雨に多い交通事故のお話をしていきます。

1.雨による視界の悪化

交通事故が多発する時間帯は季節関係なく薄暗い明け方と夕方というのは広く知られています。それでいうと梅雨時は空も曇天で薄暗い状態が続きますので視認悪化による事故が起きやすい状態にあります。

2.雨音による車内と車外のの音の遮断

ドライバーは運転時には8割以上が目からの情報により車を運転すると言われていますが、その他は音による情報を頼りに運転しています。梅雨時の運転で悩まされるのが雨音の問題です。地面や車体にたたきつけられる雨音が外の音を遮断しますので耳から入る情報がおろそかになります。前方や後方からくる車やバイクのエンジン音が聞こえないため「出会い頭の事故」が起きやすくなり、また子供の遊び声が雨音でかき消されることにより「衝突事故」が発生しやすくなります。梅雨時の運転時には「車内の音楽を消す」、「少しでも窓を開ける」など、外の音をキャッチできるような工夫が求められます。

3.雨による路面の悪化

雨が降り続くと道路には水溜りができますが、この水たまりが大きくなるとタイヤが滑りやすくなり事故が起きやすくなります。

「ハイドロプレ―ニング現象」という言葉を覚えていますか?

タイヤと路面での摩擦の発生

運転免許の講習などでよく出てくる単語なので何となく覚えているという人も多いと思いますが、これは水たまりを走行中に起きる現象で「タイヤの路面の間に水が入ることで車がアイススケートのようにスーッと滑ってハンドルやブレーキが利かなくなるというものです。

大きな水溜りの中をスピードを出して走行している際によく起こります。この現象が起きる原因は「スピードの出し過ぎ」、「タイヤ溝の摩耗」、「タイヤの空気圧不足」の3つが主な原因です。

また、雨のスリップ事故はカーブを曲がる時に良く起こります。急カーブが多い道路ではスピードを落として走行することが大切です。

このような事を雨の日は気を付けて運転しましょう。当院は交通事故治療も行っていますのでお困りの方はいつでもご相談に乗らさせて頂きますのでご来院下さい。
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